2010年10月9日

ニューハウン~アメリエンボー宮殿の衛兵交代式

 
まだ9月21日(水)

地図を見ながら歩いていたものの、コンゲンス・ニュートーの広場を抜けて、
突然、ニューハウン(Nyhavn)が出てきた気がしました。

あれ、ここだったの?って感じです。
心の準備ができてないよ~。


よく写真などで見る風景じゃないでしょうか?

こんなのとか、



        向かい岸のこんなのとか、


 
空がキレイなこんなのとか。


ホンットに空がきれい!


運河に面したこの通りには、ずらずらっとオープンエアのレストランが並んでいます。
まだ11時くらいだったので慌ただしくランチの準備中でした。

1軒、1軒がかわいくて、全部写真に撮りたいくらい。
こういう色使い、日本ではなかなかないし、あってもウソっぽく見えて浮いてしまうよなぁ。

石畳があり、青い空があり、
地元の人の生活の一部としてずっとそこにあるからステキなんじゃないかな。


ニューハウンを通り抜けてアメリエンボー宮殿(Amalienborg Slot)へ向かいます。

アメリエンボー宮殿では毎日12時から衛兵さんの交代式が見られます。
こういうの、日本ではないから見たいのです。




アメリエンボー宮殿は女王様のお住まいです。

 でーん!
 ポールに国旗が翻っているとご在宅の印。
 空がきれいーー!


八角形の広場を囲むように4棟の宮殿が建ってます。
こうやってよく見るとそれぞれのお庭の様子も違うのね。
 目印のところに衛兵さんが整列します。
より大きな地図で アメリエンボー宮殿 を表示


4棟の間には塀や門などはなく、誰でも自由にいつでもこの広場には入れます。
ただ、1箇所だけこんなアーチがあるだけです。



もともと、宮殿として造られたわけではなく、貴族のマンションだったそうです。
それまでの宮殿、クリスチャンボー宮殿(Christiansborg Slot)が火事になったときにここへお引越しをしてきたそうです。












普段はこんな感じでかわいい赤いBOXの前を
行ったり来たりして警護しています。
  
イギリスバッキンガム宮殿の衛兵さんとは違い
黒とブルーの制服。北欧らしい。
 
このBOXは4棟それぞれに1つあります。



12時が近づくにつれ、観客も増えてきました。
ちびっ子は座って見学。
  

おっ!建物から衛兵さんが出てきた!
いよいよね。
おもむろに始まるのです。

熊の毛皮の帽子が大きいからかなんだか子供みたいに小さく見える。
整列して待機中。


通りの方からは交代要員の衛兵さんが行進してきた!
しゃきしゃきと一糸乱れぬ動き。さすが!



ズーーーームアップ!

        顔が見えないよー。。


向かい合う衛兵さんたち。



あれっ!!誰か腰につけてるフサフサ落としたよー!
大丈夫かしら?怒られない? 秘かに心配。(笑)




向かい合った後、整列が入れ替わったり、建物の中へ行進して入って行ったり、戻ってきたり・・・
それぞれの行動にきっと意味があるのだと思いますが、結構長いことこのグループ行動は続きます。



しばらくすると、交代要員が別の棟のBOXへ向かいます。
いよいよ本当の交代ね。





見えにくいですが、この写真の一番奥の人が
BOXにかかっている上着に不審なものがないか、ゴソゴソ確認します。












              談笑して交代。


これを4棟それぞれ順番にやっていくのです。
結構長いです。

観光客やマスコミらしきカメラが近くで写真を撮っていても、しゃきしゃきキビキビ。


ちなみに、BOXにはハートが!きゅーと。
 













このアメリエンボー宮殿の広場から西側を見ると、
 フレデリクス教会(Frederiks Kirke)。







屋根の色がとってもキレイなんです。
そして、しつこいけど空が青い!













そして、180℃ぐるりと振り返ると、運河の対岸に建つオペラハウス(Operaen)。

       ちょっと宇宙的。




見るもの全てに刺激を受けて、興奮して、ちょっと疲れてきました。

ちょっと休憩したいな、と思い、以前雑誌で見たバリスタ世界チャンピオンを3人も輩出したというカフェへ行くことにしました。



=ルート=


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